2022.12.29
栃木県からは、北関東の中核都市であり、『餃子のまち』として知られる、宇都宮市(うつのみやし)を紹介します。
■宇都宮市(うつのみやし)について
栃木県のほぼ中央,東京から北に約100kmの距離に位置し、面積は416.85k㎡で,県土の約6.5%を占めています。
南北には東北新幹線、東北自動車道、国道4号がが、東西には北関東自動車道が市内を貫くなど,主要な交通が交差する要衝にあります。
(画像)宇都宮市ホームページより引用
宇都宮の歴史は古く、その昔、蝦夷平定のため、はじめてこの地に足を踏み入れた豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が開祖といわれており、これを祀った二荒山神社の門前町として栄え、池沼が多いことから「池辺郷」とも呼ばれていました。
「宇都宮」の地名は、藤原宗円が二荒山神社の社号「宇都宮」を氏とし、鎌倉幕府の中枢にあって、治政をあげたことに由来するといわれています。
江戸時代には城下町として栄え、参勤交代や日光東照宮の造営などにより往来も多く、「小江戸」と呼ばれるほど繁栄しました。
現在も北関東の中核都市として、経済・情報・教育・文化・医療・福祉・行政など様々な都市機能が集積しています。2007(平成19)年には、北関東初の50万都市となりました。
農産物としては、宇都宮には鬼怒川、田川、姿川の3本の川が流れており、その流域に沿って米作りが盛んです。また、「とちおとめ」で有名なイチゴや、トマトや梨などの生産量も多い地域です。
ただ、やはり宇都宮と言えば、自他ともに認める、『餃子のまち』ですよね。
(画像)宇都宮餃子会公式サイトより引用
■宇都宮の餃子について
そもそも宇都宮が『餃子のまち』となったのは、市内に駐屯していた第14師団が中国に出兵したことで餃子を知り、帰郷後に広めたことがきっかけと言われています。
また、宇都宮は夏は暑く冬は寒いという内陸型気候のために、スタミナをつけるために餃子の人気が高まったとも言われています。
その後、1993年には、市内の餃子専門店など38店舗により宇都宮餃子会が発足。現在は約90店舗が加盟しています。
また、2016年には、全国のご当地餃子が出展する「2016 全国餃子サミット&全国餃子祭りinうつのみや」が開催されました。
宇都宮市民は「週に数回餃子を食べる」のがスタンダードだそうで。総務省の家計調査でも、1世帯当たりの年間購入額が2010年まで15年連続で日本一となっており、その後、2013年・2017年・2019年にも再び日本一の座を獲得しています。
年に一度の宇都宮の餃子ファンへの感謝を込めて、毎年11月の第一土日には「宇都宮餃子祭り」を開催し、毎年2日間で約15万人以上が会場を訪れているそうです。
そんな宇都宮では、焼・揚・水などの種類が多彩で、また店舗によって大きさ・素材・皮の厚さ・はねの大きさ・つけだれ、などが異なり、さまざまな種類・味を楽しむことができます。
その中でも他の地域と比べた特徴をおおまかに伝えると、一般的な他の地域の餃子がお肉をメインにしているのに対して、宇都宮の餃子は野菜をメインにあんが使われているのが特徴です。
そのためヘルシーで野菜の旨味を充分に堪能したい方に向いているかと思います。
■気になる返礼品
<宇都宮みんみん> 餃子30個入【1092813】
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/09201/4834160
※ふるさとチョイスの返礼品詳細ページに遷移いたします。
創業50年以上の歴史を紡ぐ「宇都宮みんみん」の餃子は、野菜の比率が高く、キャベツより白菜をたっぷり使用しているのが特徴です。
ニラ・長ネギ・たまねぎなどの芳醇な甘みとシャキシャキ感があり、ニンニクの旨味を引き出したさっぱり餃子です。
野菜の旨味を楽しみたいなら、栃木県宇都宮市の餃子を試してみてはいかがでしょうか。