2022.11.24
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」毎週楽しみに拝見しています。
そこで岩手県からは、奥州藤原氏の本拠地があったまちを取り上げたいと思います。岩手県平泉町(ひらいずみちょう)の紹介です。
■平泉町について
岩手県内で最も面積が小さい自治体です。
町の中央部には、全国で5番目の長さを持つ北上川が南北に流れ、その流域の両側に田園地帯が広がっています。町の東部には北上山地に含まれる束稲山(595.7m)、音羽山(539m)、観音山(325.2m)などが連なり、西部は奥羽山脈に続く標高約100~200m前後の丘陵地が広がっています。このような地形の中で、平安時代末期に奥州藤原氏が栄華を極めたんですね。
(画像)平泉町ホームページより引用
■気になる返礼品
持ち手に“木”を使う 雅な平泉らしい美しい“気づかい” 調和する伝統美の逸品!【南部鉄器】鉄瓶(気づかい)
今から約900年前の平安時代末期に栄えた奥州藤原氏より生まれた産業が今も連綿と続いているものもあります。その中の1つが『南部鉄器』です。
南部鉄器は、溶かした鉄を鋳型に流して形をつくる鉄鋳物になります。主に茶釜や急須、鉄瓶や鍋のなどの生活雑器で知られていますが、特に鉄瓶が有名です。
南部鉄器の鉄瓶『南部鉄瓶』は、内側の鉄がむき出しのため、お湯を沸かすと鉄分が溶け出します。お湯に含まれる鉄分の量は、アルミやステンレスと比べて約15~19倍にもなるそうで、お湯を沸かして飲めば鉄分の補給ができます。また、鉄臭さを感じず、沸かしたお湯でお茶を淹れるとまろやかな味わいを感じます。
そんな南部鉄瓶の中で、平泉町の職人『工房和秋』さんの『鉄瓶(気づかい)』は、ありそうで無かった取っ手とツマミに木を使うという発明品です。私も日々、南部鉄器を愛用していますが、沸騰させたら素手では熱すぎて持つことが出来ないため、鍋つかみを使って持つことになります。南部鉄瓶で沸かしたお湯の美味しさを考えたら多少の不便もという感じですが、毎日のことですし、ストレスなく使ってほしいという気づかいから誕生した、工房和秋さん一種の思いやりの発明品です。
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/03402/4901176
※ふるさとチョイスの返礼品詳細ページに遷移いたします。
南部鉄瓶で沸かしたお湯の美味しさをお伝えしたいとともに、毎日ストレスなく愛用していただきたいという2つの想いで、こちら返礼品を紹介させていただきました。