2023.4.19
愛媛県といえば、みかんの一大産地として有名ですが生産量はNo.2(1位は和歌山県)で、他に生産量No.1の農産物があります。
それは、はだか麦 です。
なんと令和2年度実績で34年連続で生産量日本一で、全国生産量の35%を占めています。
はだか麦は、栄養価の高い健康食品として注目されています。
白米の10倍以上もの食物繊維を含み、水溶性食物繊維である「β-グルカン」は、動脈硬化の予防や血糖値の上昇を抑えるなどの効果が期待できるそうです。
そこで、愛媛県では、はだか麦の生産量No.1の自治体である西条市とおススメの返礼品を紹介します。
■愛媛県 西条市(さいじょうし)について
西条市は、愛媛県東部に位置し、南は西日本最高峰の「石鎚山」、北は瀬戸内海に囲まれています。
石鎚山系からの伏流水は、全国的にも稀な広い被圧地下水の自噴地帯を形成しており、市内約3,000カ所では良質な地下水が自噴する「うちぬき」という現象が見られ、市民の約半数が地下水で生活しています。
気候は温暖で、良質な自噴水「うちぬき」に代表される豊かな自然環境と、由緒ある寺や名湯といった魅力的な観光資源に恵まれています。
(画像)西条市ホームページより引用
■気になる返礼品
西条産こだわりの逸品詰め合わせ
そもそも、はだか麦が他の麦と何が違うのか?を簡単にお話しします。
はだか麦(裸麦)は、表皮(お米の籾(もみ)にあたる部分)が剥がれやすい大麦のことで、六条大麦(6列全てに実がつく大麦)が突然変異して出来たものと言われています。
皮が剥がれにくい大麦は「皮麦(かわむぎ)」と呼ばれています。
大麦にはそれぞれ利用に適した品種があって、ビールを作るのに用いる大麦は二条大麦で、六条大麦は麦飯やみそなど食用として使われています。
先述の通り、大麦の中でもはだか麦は、白米の10倍以上もの食物繊維を含み、水溶性食物繊維である「β-グルカン」は、動脈硬化の予防や血糖値の上昇を抑えるなどの効果が期待できるなど、栄養価の高い健康食品として注目されており、ご家庭では普段食べている白米に混ぜたり、シリアルの一部として食したりされる方も増えているようです。
とはいえ、はだか麦をご自身の調理で利用するよりも手軽に食せるように、加工品を紹介いたします。
ご紹介する返礼品『西条産こだわりの逸品詰め合わせ』は、はだか麦を使ったスイーツの詰め合わせです。
[詰め合わせ内容]
・うちぬきカステラ×1本
・はだか麦の焼しょこら(最中)×2個
・はだか麦の焼しょこら(ココット)×2個
・築山さんの苺クッキー×1ケース
・西条海苔と西条産米粉のクッキー×1ケース
(画像)返礼品詳細ページより引用
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/38206/4847544
※ふるさとチョイスの返礼品詳細ページに遷移いたします。
今回コラムでは他に、西条市の返礼品ではありませんが、
同じ愛媛県で伊予市での、はだか麦のパンを返礼品として紹介します。
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/38210/5559514?product-detail_recommend
※ふるさとチョイスの返礼品詳細ページに遷移いたします。
はだか麦を使ったパン6~7個入りのセットです。
事業者の篠﨑ベーカリーでは、「はだか麦ミックス粉」を愛媛県産業技術研究所等と共同開発し、特許を取得しています。
はだか麦では難しかったふわふわもちもちの食感を実現できたそうです。
はだか麦パンの水溶性食物繊維の含有量は、一般的な食パンのなんと約10倍だそうです。
はだか麦は糖質が低く、食物繊維も豊富、さらに水分量が多いため、低糖質パンによくある“パサつき”を抑えることができるそうで、糖尿病の人をはじめ、健康に気を使っている人が購入されているようです。
(画像)返礼品詳細ページより引用
まだ国内生産量も輸入量も少ないはだか麦ですが、健康志向や世界的な麦価格の高騰によって国内生産量が増えてきて注目されるかもしれませんので、この機会に知って頂ければ幸いです。