2022.12.29
2016年にNHK大河ドラマ『真田丸』で話題となった智将・真田家。
第一次・第二次の上田合戦、大坂冬の陣・夏の陣など、真田家の活躍は枚挙にいとまがない程です。
そんな真田家の発祥の地は、長野県上田市(うえだし)の真田地域と言われています。
上田市は、平成18年3月6日に上田市・丸子町・真田町・武石村が新設合併して誕生した、長野県東部の中核都市です。
日本のほぼ中央に位置している上田市は、北は長野市、千曲市、須坂市、坂城町、筑北村、西は松本市、青木村、東は嬬恋村(群馬県)、東御市、南は長和町、立科町と接しています。
(画像)上田市ホームページより引用
真田家の家紋と言えば、有名な『六文銭(ろくもんせん)』です。
(画像)Wikipediaより引用
■六文銭(ろくもんせん)について
六文銭は、江戸時代に使用されていた貨幣の“一文銭”が6枚揃った状態です。
普段は目にする機会ありませんが、実は、昔は葬儀の場において欠かせない存在でした。
葬儀において六文銭は、副葬品の1つでした。死装束で用いられる、頭陀袋(ずだぶくろ:修行僧が経巻や僧具などを入れ首にかけて持ち歩く袋)の中に入れた状態で棺に納めていました。
理由は、「三途の川の渡し賃(さんずのかわのわたしちん)」として、六文銭を渡さなければならないからだそうです。
なぜ六文銭かと言うと、仏教の「六道銭(ろくどうせん)」が由来とされています。
六道とは、地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道の6つの世界ですが、仏教の世界では、人は六道の中で生まれ変わりを繰り返していると信じられています。
これら六道のいずれに転生しても救いの手を差し伸べてくれると信じられているのが、子どもの守り神としても親しまれている「お地蔵さま(地蔵菩薩)」へのお賽銭が六道銭ですし、
お地蔵さま(地蔵菩薩)は檀陀・宝印・宝珠・持地・除蓋障・日光という計6体の分身が存在していることから「六地蔵」とも称されますので、六道銭は、この六地蔵の6という数字にもあやかり、三途の川の渡し賃になったのではないかと考えられています。
後にこれが、三途の川の渡し賃になったと言われますが、六道銭から六文銭へと呼び方も変化していったと考えられています。
■気になる返礼品
はさみ、ペーパーナイフ、の真田幸村モデル2点セット!
H11-55 日本刀はさみ&日本刀ペーパーナイフ 真田幸村 2点セット
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/21205/5489261
※ふるさとチョイスの返礼品詳細ページに遷移いたします。
画像を見て頂ければ分かると思いますが、真田家の「赤備え(あかぞなえ:武具を赤色や朱色を主体とした色彩で整えた精鋭部隊)」を連想する赤色に、家紋の六文銭をあしらっており、とてもカッコいいです!
《ペーパーナイフ》
《はさみ》
(画像)返礼品詳細ページより引用
はさみとペーパーナイフともに、真田幸村の愛刀をモチーフとしており、刃体の反りや刃紋、下げ緒の結び紐にもこだわっているそうです。
刃物の町・岐阜県関市の職人が1本1本丁寧に刃付けをしているので、切れ味も鋭いそうです。
日常での、はさみ・ペーパーナイフの使用時に楽しくなるような返礼品です。
使うだけでなく、飾っても楽しめそうです。