2022.12.11
福井県には、お米・『若狭(わかさ)牛』など肉・『越前(えちぜん)がに』などカニをはじめ、数多くの特産品がありますが、その中でも、福井県がNo.1の消費量として知られる特産品を紹介します。
それは、油揚げです。
総務省の家計調査(速報値)に基づく福井県の独自集計によると、県庁所在市と政令指定都市別での2020年ランキングで、1世帯当たり「油揚げ・がんもどき」購入額が、57年連続の全国1位が福島県福井市です。
福井市の1世帯当たり購入額は6,197円で、2位の富山市(4,815円)、3位の奈良市(4,182円)を大きく引き離しての1位です。ちなみに、全国平均が3,027円なので、全国平均の2倍以上の購入額になります。
福井県民が油揚げをたくさん食べる理由としては、宗教心の厚い福井県では精進料理として油揚げを昔から食べる習慣があって、冷蔵庫に常備されている家庭が多いということらしいです。
そんな福井県民に広く愛される、油揚げで有名な自治体、福井県坂井市(さかいし)を紹介します。
■坂井市について
坂井市は、福井県の北部に位置し、平成18年に坂井郡の三国町・丸岡町・春江町・坂井町の4町が合併して誕生しました。
市の南部を九頭竜川が、北部を東部の森林地域を源流とする竹田川が流れ、西部で合流し日本海に注ぎ込んでいます。
中部には福井県随一の穀倉地帯である広大な坂井平野が広がり、西部には砂丘地や丘陵地が広がっています。
田畑が約34パーセント、山林が約30パーセントを占めていて、豊かな自然環境に恵まれています。
また、主要な基幹道路が南北方向を中心に発達していて、鉄道網も市の中央を南北に走っています。
(画像)坂井市ホームページより
■坂井市が油揚げで有名な理由
坂井市には、とても珍しい、〝油揚げの専門レストラン〟『谷口屋』があります。
谷口屋は、大正14年に創業の100年近く続く油揚げと豆腐の老舗です。
表面はパリッと香ばしく、内側は柔らかいという食感のようで、ハンバーグのようなジューシーさと香ばしさが絶品みたいです。
材料は、福井県越前町の海から取れる天然にがりである『越前にがり』、100%国産で品種を指定した厳選の大豆、国内流通量0.2%の希少な国産菜種油を使用しています。
これらこだわりの材料に、伝統の製法技術で、絶品の油揚げが生まれているんですね。
■気になる返礼品
驚きの肉厚!1枚でお腹が満たされる、至福のパリパリおあげ 谷口屋の、おあげ4枚 食べ比べセット【お中元 お歳暮 福井 油揚げ】
谷口屋のおあげ 2枚 と太白おあげ 2枚 の合計4枚のセットですが、一辺約14cm、厚さ3cmの特大油揚げです!
他の食材と並べてみると、その大きさが伝わるかと思います。
(画像)谷口屋ホームページより引用
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/18210/5101325
※ふるさとチョイスの返礼品詳細ページに遷移いたします。
大きさと美味しさ、油揚げの概念を変える一品に出会えるかもしれません。