2022.11.24
私は九州と関東に住んでいたことが長いのですが、北海道に来て、「美味しい!」っていちばん驚いたモノ。
それは、玉ねぎ です。
最初は、焼き鳥が何か今まで食べてたのより美味しいなぁと感じ、そのあとで他の料理で何か今まで食べてたのより美味しいなぁと感じました。
玉ねぎをメインで食べるというわけでは気づかなかったのですが、料理の中に入っている玉ねぎが違ったんですね。
北海道では、『札幌黄』という玉ねぎに出会えることがあります。
みなさんに、ぜひ『札幌黄』を知っていただきたいという想いで紹介いたします。
■気になる返礼品
【幻の玉ねぎ】札幌黄10kg
実は、日本で初めて玉ねぎ栽培が始まったのは、北海道の札幌と言われています。
以下、札幌市東区ホームページの内容を引用しながら紹介いたします。
日本のたまねぎ栽培は、明治4年、欧米から輸入した種子を、札幌官園で試作したことから始まりました。「青年よ、大志を抱け」で有名なクラーク博士の後任として明治10年に札幌農学校に着任したウィリアム・P・ブルックス博士が、自ら札幌農学校周辺の農家に栽培指導を行いました。
中でも札幌村(現在の札幌市東区)が、もともと肥沃で風が強く乾燥しやすいという、たまねぎ栽培に向いている環境だったこともあり、これ以降たまねぎの作付量が急速に増え、有数のたまねぎの産地になります。
ブルックス博士が故郷のアメリカ・マサチューセッツ州から持ち込んだと言われている「イエロー・グローブ・ダンバース」という品種は、のちに品種改良を重ね、「札幌黄」として北海道中に広まりました。第二次世界大戦前にはロシアやフィリピン等へ輸出するほどの生産量であったと言われています。戦後も「札幌黄」の全盛期は続きましたが、昭和50年ごろから、病気に強く品質が安定している交配種(F1)を育てる農家が増え、作付面積が減少していきました。現在の札幌黄作付け面積は、札幌市のたまねぎ全体(約300ha)の約3%となっています。
「札幌黄」は、病気に弱いことに加え、遺伝子に多様性があるため形が不揃いのものが多いこと、また近年多く流通しているたまねぎと比べ日持ちもしないことなどから、生産量が少なく、なかなか市場に流通していません。
しかしながら、一般に流通しているたまねぎよりも肉厚で柔らかく、加熱後の甘みが強いため、根強いファンも多く、近年「札幌黄」を好んで使うレストランも増えてきています。その特徴的な味と、入手のしにくさが相まって「幻のたまねぎ」と言われています。
「札幌黄」を使ったおすすめ料理としては、味が濃く、加熱調理をすると辛味が消えてとても甘くなることから、特に煮込み料理に向いています。ビーフシチューやスープカレー、ポトフ、肉じゃがなどがお勧めです。
このように、「札幌黄」は、日持ちがしないなどの弱点がありながらもファンが多いのは、一般に流通している玉ねぎ(F1種)よりも肉厚で柔らかく、加熱後の甘みが強いことです。糖度は一般的な玉ねぎが9度ほどと言われていますが、札幌黄は13度という果物並みの甘さです。
「札幌黄」を使ったおすすめ料理としては、味が濃く、加熱調理をすると辛味が消えてとても甘くなることから、特に煮込み料理に向いています。ビーフシチューやスープカレー、ポトフ、肉じゃがなどがお勧めです。
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/01428/5373238
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私が驚いた、甘い玉ねぎ、『札幌黄』をご賞味いただけると幸いです。